工学系数学基礎教育研究会のホームページへようこそ!

 「工学系数学基礎教育研究会」は全国の工学系学部(より広く応用系学部)に所属する数学教員を母体とする大学数学基礎教育の改善を目的とした組織です.

 今,日本の大学教育は社会のグローバル化(国際化)と大学のユニバーサル化(大衆化)に対応すべく質保証に向けた変革を迫られています.本研究会はそのような状況の中で約10年程前に改革への熱い志をもった方々によって設立されました
定期的な活動としては年2回の研究集会をもち,講演と討議を通じて教育改善に向けた相互啓蒙の場を提供しています

 我々は,先ず大学数学教育の現場で何が起きているのか現状を調査するために,数学教員のみならず,工学専門教員をも対象としたアンケート調査を実施しました.その結果,入学生の学力低下(特に推薦入学),授業時間数不足,数学教員不足(特に応用分野),非数学専門教員による数学教育,その一方で依然解決されないOD(オーバードクター)問題,縦割り行政による数学教員組織分断の現状,等々改善が急がれる問題が浮き彫りになりました. 我々の研究会の存在意義は,この様な危機に瀕した日本の大学数学教育を改革するために,個々の現場では立場が弱い状況であっても,組織として声を発することで社会を動かす力になりうるのではないかということです.

 我々は,改革への第1歩として教材作りから始めました.近い将来,授業時間数が改善され,グローバルスタンダードなレベルの理論と応用をしっかり学ぶ数学教育へ移行する際に,そのスタンダードな指針を示す教材が必要になります. では現在作成中の Calculus 教科書の内容を紹介していますのでご参照下さい.この新しい教科書が広く採用されることで各大学が自主的に教育改善に向かうことを願う次第です.

 尚,次回研究会の案内等のお知らせはこちら をご覧ください.また,入会案内や会員情報はこちら です.

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